ザク《グラン大尉搭乗機》
作品:MS-06S
ザク
《グラン大尉搭乗機》
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製作者:AYA様
この企画は、今年の夏前から水面下で進んでいた物です。
2007年オラザク選手権参加に向け、私が設定を用意し
AYA様が機体を作成するというコラボ企画でした。
まぁ、早い話がオフィシャルの堅苦しい設定に因るより
自分で好きに組みましょうよ、と言うことです(w
アルフレッド・グランツェフ大尉
(通称:グラン大尉)
士官学校出のエリートではなく、前線での叩き上げのパイロット。
その戦闘スタイルは攻撃に偏重しており、遊撃任務では「まるで狩りを楽しむ」
ように撃墜スコアを重ねる。
少数機での奇襲や強行偵察を最も得意とするが、上層部の戦闘方法
への介入を毛嫌いし、命令無視すら平気で行う為、投入には難しい戦力でもある。
グラン大尉搭乗機
MS-06S改造した、地上戦専用に特化した機体。
グフやドムの実戦配備後も使用され、その都度改造が行われている為に
外観はザクでも、機体の総運動量は初期の数値を大きく上回っている。
反面では、試作部品などを多く使用しているため、整備や調整に手間が掛かり
腕の良い後方支援部隊が有ってこそ運用できる機体。
主な改造点のコクピット周りは、グフを参考にセンターコンソールタイプへ
改修し、コクピット正面は装甲厚も増している。
戦闘スタイルに合わせて「突撃ブースター」を背部に追加、
一気に相手の懐に潜り込む大尉ならではの必須装備。
燃料の消費も激しい為、06Rを参考に太股の後ろにタンクを増設。
手持ちの武装からも判るように、近接攻撃を最も得意とするため、
全てがカスタム装備となっている。
ヒートホークより間合いが取れ、破壊力を増したグフ用のヒートサーベル。
防御より攻撃偏重を意味するスパイクシールド。
ジャイアントバズの試作品とも言われるバズーカ。
そして何より一番の得物は、特にチューニングされたマシンガンである。
通常の弾薬より火薬量を増した強装弾を使用しているため、初速も発射速度も増し
破壊力は大幅に向上している半面、銃身の加熱が激しくクーリング効果を上げる為に
フォアグリップ上面は大きく切り欠かれている。
この銃身でも2弾装も連続で撃つと真っ赤に加熱してしまうために、銃身は根元を捻ると
簡単に外す事が出来、予備の銃身と交換することが出来る。
また、通常のフォアグリップは外され、銃身そのものを握る射撃スタイルを選択している。
機体は漆黒に塗られ、右肩だけが赤く塗られて居るのは、家風とのこと。
突撃ブースターを全開にして黒い影が突進してくる時、目標とされた相手は反撃より
パニックに陥り、逃げる事が多いという。
この機体での戦果は、戦争終了後の物も含まれている為、正確なスコアは不明。
(カスタムバレルは、実はこのために開発されたのでした)
先ずはAYA様、おめでとうございました!
敢えて言えば、私は設定をまとめただけで
製作に関しては全て彩様のオリジナル解釈です。
今回の事でお判りになる方も多いと思いますが
模型とは自分が楽しむべき趣味だと私は思っております。
もっと自由に、自分の好みに合わせた機体を
お手軽に楽しんでみては如何でしょうか?
だって、何処を調べたって#977グラン大尉なんて
出てきませんからね(笑